岐阜県関市で、登校していた小学生の列に乗用車が突っ込み、1人が骨折する大けが、4人が軽いけがをしました。
25日午前8時頃、関市市平賀で、歩道を歩いて登校していた小学生の列に、対向して走ってきた普通乗用車が縁石を乗り越え、突っ込みました。この事故で、小学5年の男子児童が太ももの骨を折る大けが、他の4人も軽いけがをして、病院で治療を受けています。
警察の調べによりますと、小学生たちは16人のグループで10メートル余りの列をつくって集団登校していて、事故現場は小学校まで残り50メートルほどのところでした。
車を運転していたのは可児市に住む24歳の女性で、勤務先の会社に出勤する途中で、調べに対し、「ぼーっとしていた」と話していて、警察はこの女性が前をよく見ていなかったのが事故の原因と見て調べています。なお、この小学校は26日が終業式でした。(25日11:34)