中国で建設中の北京オリンピックの卓球会場で2日朝、火事がありました。しかし、火はまもなく消し止められ、工事の予定に大きな影響はありませんでした。
火事があったのはおととしから建設が進められている北京オリンピックの卓球会場で、日本時間の2日午前7時過ぎ、工事中の外壁から出火しました。当時、現場では、外壁に防音材を貼る作業と、防水槽を作る作業が同時に行われていました。
「バーナーで防水材料の加工をしていた時、発砲ポリウレタンの防音材に引火した」(北京市消防局報道官、王立新さん)
この火事で、外壁およそ400平方メートルを焼きました。けが人はありませんでした。
現場は8000人の観客を収容できる卓球専用の会場で、来月完成予定の工事に大きな影響はないということです。(02日17:07)