23日午前、大分市の南日本造船で船と陸をつなぐ桟橋が落下し、男性2人が死亡、およそ20人の作業員がけがをしました。 23日午前9時30分頃、大分市青崎の南日本造船大在工場で、建造中の船と陸をつなぐおよそ長さ27メートルの桟橋を設置、作業員がこれを渡ろうとしたところ、桟橋のフックが外れ、落下しました。 警察によりますと、作業に当たっていた男性2人が死亡しました。このほか、およそ20人がけがをしているということです。 「船に上がりこんでいたんですね。そしてそのまま落ちた感じですね。陸に落ちました」(負傷した人) 「はしごがはずれて、みんなもう一緒に落ちて」(作業員) 「(Q.気付いた時はどんな状況でした?)もう海に浸かっている状態ですね」(作業員) 現場には災害派遣医療チームDMATも出動し、現在も救助活動が行われています。また、事態を重くみた大分県は、災害対策本部を設置し、対応に当たっています。(23日11:32)