福島県の公共工事をめぐる汚職事件の裁判で、収賄の罪に問われた前の知事、佐藤栄佐久被告に対し、東京地裁は懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
「一点の曇りもなく潔白だ」。裁判でこう主張していた佐藤前知事は、有罪判決に目をつぶり、茫然と立ちつくしました。
佐藤栄佐久被告は2002年、県発注のダム工事に絡み、受注したゼネコン側に弟の祐二被告が経営する会社の土地を時価よりも1億7400万円高く買い取らせた収賄の罪に問われました。
これまでの裁判で無罪を主張し続けた佐藤被告は、緊張した面持ちで入廷しました。
判決で東京地裁は、「佐藤被告はゼネコンの工事受注を部下に働きかけていて、土地取引について詳細を認識していなくとも、利益の供与であることはわかっていた」としました。
しかし、賄賂の額については、1億円分は佐藤被告に報告されていないとして、起訴された額より1億円低い7400万円としました。
その上で、佐藤被告に懲役3年、執行猶予5年、弟の祐二被告に懲役2年6か月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
警察の捜査を何の根拠もないと批判し、真相は裁判で明らかになるとしていた佐藤前知事ですが、その主張は退けられた形となりました。(08日11:39)
以上是日本留学网https://riben.liuxue86.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《[日语原文]社会:福島公共工事汚職、前知事に有罪判決》文章,恭祝大家考试顺利通过!