大分県の教員採用汚職事件を受けて、県教育委員会は7日、不正合格が確認された教員21人のうち、自主退職を希望しなかった6人の採用を取り消しました。
大分県教育委員会は、今年採用された74人の教員のうち、内部調査の結果、21人が不正に合格したと判断し、自主退職を促していました。
7日の臨時会では、すでに退職した1人を除く20人のうち、14人の自主退職を受理し、6人を採用取り消しとしました。
「私自身、今回のことについては大変苦しい思いをしました。(不正が)わかった以上は、それを正していかなければいけないという気持ちから、英断したつもりです」(大分県教委麻生益直委員長)
採用取り消し対象の21人のうち、13人が臨時講師になることを希望しているということです。また、本来合格していた21人については、県教委が近く教職に就く意思確認をした上で、10月1日から採用することにしています。(07日17:19)
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