第92代の総理大臣に決まった麻生総理は、自ら閣僚名簿を発表した記者会見で、「日本を明るく強い国にする」と抱負を述べた他、政策課題への取り組み方などについて説明しました。
「『日本を明るく強い国にする』それが私に課せられた使命だと思っております」(麻生首相)
麻生総理は会見で、自ら名簿を読み上げたそれぞれの閣僚に対する課題を説明、内閣の基本方針として、「国民本位の政策を進めること」「官僚は使いこなすこと」「省益ではなく国益に専念する」という3つの点を指示すると述べました。
また、解散の時期については、自らが最重要課題としている補正予算の審議に対する野党側の対応次第だとして、明言はしませんでした。
「(補正予算案の)審議をしていただければありがたいと思っておりますが、この1年間見ておりまして、度々(民主党との)約束は裏切られてきたような感じがしています。解散総選挙の時期というのは、審議に応じていただける、応じていただけない、そういったところも勘案したうえで考えさせていただきます」(麻生首相)
この他麻生総理は、基礎年金の国庫負担の2分の1への引き上げについて、法律通り来年4月から実施する考えを示しましたが、そのための安定財源については「今から検討しなければならない」と述べるにとどめました。
新内閣の閣僚たちは同じように会見に臨み、抱負を語りました。
「農林水産省全体の意識改革が必要である。消費者に向いた組織にするためには、組織を変えるということを恐れてはいけない」(「鬼門」といわれたポストに就任、石破茂新農水相)
「本当に総理から直接お電話が来るんだなと。自分が大臣を引き受けるということで、責任と身が引き締まる思いと、若いからダメだったと言われないように精一杯やっていくつもりでおります」(34歳最年少入閣、小渕優子新少子化相)
このあと麻生新内閣は、皇居での認証式に続き、未明の初閣議に臨みました。(25日03:36)
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