この不妊治療は、全国の不妊治療クリニックで作る「JISART」という団体が生命倫理などの専門家で作る倫理委員会で承認したものです。病気のため、妻が卵子を作れない2組の夫婦について、妻の友人や姉妹から卵子の提供を受けて夫の精子と体外受精し、妻の子宮に戻す治療を、団体に所属する2つのクリニックが計画しています。4日、東京で記者会見をしたJISARTの高橋克彦理事長は、倫理委員会では卵子を提供する側の女性からも直接聞き取りをするなどして、医学的に妥当かや、生まれた子をきちんと育てられるかなどを検討し、実施を承認したと説明しました。卵子の提供をめぐっては、4年前、厚生労働省の部会が、親子関係が複雑になることなどを理由に、姉妹や友人ではなく匿名での提供に限って認めるとする報告書をまとめましたが、実施態勢の整備は進んでいません。JISARTは、今後、厚生労働省や日本産科婦人科学会、日本学術会議に実施の承認を求めて、反対がなければ年内にも実施したいとしています。日本産科婦人科学会の倫理委員長で、近畿大学の星合昊教授は「生殖医療のあり方については、現在、学術会議で検討を続けているので、その結論を待ってほしい。学会には卵子の提供を直接規定する指針はないので、実施の申請があれば慎重に対応したい」と話しています。
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