麻生総理大臣は就任後初めての地方遊説を茨城県で行い、景気対策に全力を挙げる考えを強調しました。
「先行きがそこそこ見えてくれば気分も明るくなる。そういった意味では、今回は一過性、その時だけいいというような景気対策をするつもりはありません」(麻生首相)
水戸市での街頭演説で麻生総理は、長期的な景気回復につながる対策を強調しました。地方重視の姿勢をアピールする一方、消費税について「低負担で中福祉は無理だ」と述べ、医療や介護などの財源として、将来の引き上げに改めて理解を求めました。
視察後、麻生総理は東京・渋谷の居酒屋で大学生たちと交流し、ビールを飲みながら、得意の漫画の話題などで盛り上がりました。ただ、1時間程で席を立ち、その後はいつも通りホテルのバーに向かいました。(09日23:21)