韓国軍の将校らと関係を持ち、北朝鮮に情報を流していたとして実刑判決を受けた女スパイが、拘置所で自殺を図っていたことが明らかになりました。 北朝鮮の女スパイ、ウォン・ジョンファ受刑者は23日午後、ソウル近郊にある拘置所の独房で、タオルを首に巻きつけ、自殺しようとしたところを刑務官に見つかりました。発見が早かったため命に別状はありませんでした。 ウォン受刑者は脱北者を装って韓国に入国し、北朝鮮に情報を流していた「国家保安法」違反の罪で懲役5年の実刑が確定していました。 最近は事件の主犯格と言われる義理の父親や同棲していた将校の裁判に検察側の証人として出廷したり、7歳の娘と面会するなどしていましたが、精神的に不安定な状態が続いていたということです。(25日13:49)