新規のHIV感染者の数が四半期で270人と、過去最多となりました。
厚生労働省によりますと、今年4月2日から7月1日までの四半期に報告された新規のHIV感染者の数は270人で、前年同期の248人を上回り、過去最多となりました。年齢別で見ると20代と30代が206人と、8割近くにのぼっています。
また、HIVに感染しエイズを発症した新規の患者は110人と、過去2番目に多い数となっています。
エイズ動向委員会では、「エイズ検査の件数が増えたことも増加の原因となっているが、引き続き積極的な予防を徹底して欲しい」としています。(08日08:29)