教祖による性的暴行疑惑が社会問題化している韓国の新興宗教団体「摂理」をめぐり、千葉県警は、韓国人の44歳の女性幹部が日本での在留資格を不正に取得し、活動していた疑いが強まったとして、18日夜、関連施設の捜索に乗り出しました。
捜索の容疑は、44歳の韓国人女性幹部が日本での在留資格を不正に取得、布教活動を続けていたという入管難民法違反で、捜索は18日夜10時ごろから未明まで続きました。
摂理のチョン・ミョンソク教祖は、韓国での婦女暴行容疑で国際手配されているほか、日本でも、学生ら100人を超す女性信者が性的被害にあったと見られています。
問題の女性幹部は、告発直前の去年7月に日本を出国したということですが、この幹部が教祖のもとに女性信者を送り込んでいた疑惑もあり、県警は教祖の性的暴行など組織の実態解明を進める方針です。(19日06:09)