全国有数の遠洋マグロ船の基地、宮城県気仙沼市からの報告です。
宮城県の気仙沼市魚市場です。この時期はカジキマグロなどの水揚げが中心ですが、１５日は水揚げはありませんでした。
漁業関係者およそ２００人が燃料高騰に対する国の支援を求めて緊急の集会を開いていましたが、その集会が終わり、今はこの魚市場の中は人がかなり少なくなっているという状況です。
気仙沼漁港では、午前１１時に漁船が汽笛を鳴らして、燃料の高騰に抗議しました。
「相当な圧迫だね。この状況を国の方々に理解してもらいたい」
「死活問題どころの騒ぎではない」（漁業者）
気仙沼は全国で有数の遠洋マグロ船の基地ですが、特に燃料の消費が多いため、経営を圧迫しています。
１５日の緊急の集会では、原油価格高騰に関する特別決議案が出され、漁業存続のための直接支援、それから税制・金融措置といった抜本対策、そして高騰する原油対策における独自の政策、この３つを国と県に要請するということです。（15日11:34）
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