東京都八王子市にある大学で60人近くの学生からはしかの感染が確認され、18日から休校していることがわかりました。
休校となったのは創価大学で、大学によりますと、20日までに学生57人、教員1人がはしかと診断され、わかっているだけで12人が入院しているということです。
大学は、今月17日ごろに保健所に連絡し、対応を検討した結果、流行の拡大を防ぐため、来月6日まで休校することを決めました。はしかの流行で大学が休校となるのは異例のことです。
国立感染症研究所によりますと、症状は39度以上の熱と発疹が特徴で、およそ4割の患者で入院治療が必要だということですが、現在、関東地方を中心に流行していて、保健所などでは、人出が多い連休を前に注意を呼びかけています。(20日11:06)