三重県紀北町の女子高校生監禁事件で、逮捕された男は犯行の発覚を防ぐため、被害者の自転車の防犯登録証を削り取った疑いがあることがわかりました。
19日に送検された三重県紀北町の塾経営・市川元容疑者は、教え子の女子高校生を自宅に監禁し、けがをさせた疑いが持たれています。
警察は、市川容疑者が登校中の女子高校生に「学校が終わったら寄って」と声をかけ、自宅に誘い出した上、身代金目的で犯行に及んだと見ています。
現場から600メートルほど離れたスーパーの駐車場で、女子高校生の自転車が見つかっていましたが、その後の調べで、防犯登録証が削り取られていた事も新たに分かりました。
市川容疑者は、「俺は悪いことをしていない」などと容疑を否認し続けていますが、警察は、市川容疑者が犯行の発覚を防ぐために隠蔽工作を行ったと見て追及しています。(20日00:20)