北朝鮮が長距離弾道ミサイルの発射準備を進めている兆候が確認され、アメリカなどが監視体制を強化していることが明らかになりました。 これは韓国の聯合通信が伝えたもので、アメリカの偵察衛星が北朝鮮の北東部、トンチャンリの基地に、ミサイルコンテナが運び込まれるのを確認したということです。 ミサイルはコンテナの大きさなどから、射程距離が6000キロ、アラスカやハワイまで到達するテポドン2号とみられ、アメリカなどが警戒を強めています。 また、発射に必要な機材を積んだ貨物列車が、近くの軍事工場からトンチャンリに到着したとの情報もあります。 一連の動きについて韓国政府高官は、「これまでも発射実験の兆候は何度もあった。対話路線を打ち出しているアメリカ・オバマ政権と、融和政策の見直しを進める韓国に対しての駆け引きの一つだろう」と分析しています。(03日11:10)
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