25日夜、横浜市の横浜新都市交通の駅で、メッキ加工会社の社員が毒物に指定されているシアン化合物が入った水溶液を置き忘れて、紛失していたことがわかりました。 紛失したのは、法律で毒物に指定されている「シアン化金カリウム」を含む水溶液の入った100ミリリットルのボトル3本です。 25日午後7時半ごろ、横浜市金沢区にある横浜新都市交通・シーサイドラインの福浦駅で、近くにあるメッキ加工会社、「東新工業」の43歳の男性社員が、紙袋に入ったボトルを券売機の前に置き忘れました。 およそ1時間後に、男性社員から連絡を受けた別の社員が券売機の前に駆けつけましたが、すでに紙袋はなく、会社側は警察に届け出ました。 「シアン化金カリウム」は金のメッキに使うもので、大量に飲んだ場合は死亡する恐れもあるということです。 警察は、何者かに持ちさられたとみて調べています。(26日20:16)