北朝鮮のミサイル発射台を映し出した最新の衛星写真を、JNNが入手しました。ミサイル本体は確認されていませんが、専門家は、北朝鮮が4月上旬の打ち上げに向けて、準備を活発化させているとみています。 これは、アメリカの商業衛星が今月11日に撮影した北朝鮮・北東部のムスダンリ発射台の写真です。高さ30メートル以上あるとされる発射台の様子が、鮮明に映し出されています。 ミサイル本体が運び込まれた形跡はありませんが、発射台や周辺の組み立て点検施設の近くには、トラックのような車両らしき物体が複数確認できます。 衛星写真を連日解析しているイギリスの軍事専門誌「ジェーンズ」の専門家は、JNNの取材に対し、発射台には、この日カバーシートのようなものが掛けられ、組み立て点検施設では数日の間、車両や人の往来が活発になっていることを明らかにしました。 さらに専門家は、この施設周辺で地面を掘削するような活動も確認されたと指摘し、北朝鮮が打ち上げを予告した4月上旬に向けて準備を活発化させている兆候だと分析しています。(20日11:02)
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