子供たちが携帯電話からいわゆる有害サイトにアクセスし、犯罪などに巻き込まれる被害が大きな問題となっています。国会議員の間からは、「子供たちから携帯を取り上げよ」という声まで飛び出しました。
Q.携帯電話を取り上げられたら?
「生きてはいけると思います」「嫌だ。電話できなくなるから」「ウザイよね。あり得ないよね」(子供たちは)
携帯電話から接続できるネット上の有害情報から子供たちをどう守るか。今、親や教育関係者だけでなく、政界までも巻き込んで議論が白熱しています。
「子供を有害情報から守るための意義のある会にしたい」(自民党中曽根弘文元文相)
このほど、中曽根・元文部大臣を会長とする自民党の勉強会が発足しました。教育現場に身を置いていた「ヤンキー先生」こと義家弘介参議院議員も、子供が携帯電話を持つ危険性をこう指摘します。
「その気になれば、小学生がお年玉で爆弾を作れるんですよ。その環境を本当に是とするのか」(自民党義家弘介参院議員)
携帯各社では、有害サイトに接続できないようにする「フィルタリングサービス」を行っています。しかし、議員勉強会では、「フィルタリングでは子供を守りきれない」としていて、「酒やタバコのように、ある年齢を満たさないと携帯電話を持てないようにしたらどうか」といった意見も出たということです。
いじめなどに悩む子供から電話相談を受け付けている「チャイルドライン」。ここでは半分以上の子供が自分の携帯電話からSOSを発信しています。
「自分の内面の事をお話しする時に携帯を使って一人でかけてきているのかなと。携帯があるからかけやすいというような状況にもなっている」(チャイルドライン事務局長加藤志保さん)
「持っていれば連絡取り合える、安心だと、こういうことかもしれませんけれど、しかし、携帯電話によるいろいろな被害もありますね」(福田首相)
【街の声は】
「持たせなくていいと思いますけどね。大人でもそんなに必要ないと思う」
「私は『持たせたほうがいい派』ですね。家電(固定電話)ひいてないんで」
「(携帯電話を)どう使用するか、家庭の中で決まりを作って守らせれば、親が。(利用料を)払うのは親ですから」
家族をつなぐ大事な道具でありながら、有害情報にも簡単に触れることができてしまう携帯電話。「子供は携帯禁止」と政治家に言われる前に、携帯とどうつきあっていくのか、食卓で子供と話し合ってみてはいかがでしょうか。(05日17:29)
以上是日本留学网https://riben.liuxue86.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《『日语学习』政治:子供の携帯所持、政界も巻き込み議論》文章,恭祝大家考试顺利通过!