新銀行東京の融資をめぐる詐欺事件で、警視庁は新たに元行員ら４人について、融資金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕するとともに、新銀行東京本店の家宅捜索に乗り出しました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、新銀行東京の上野出張所に勤務していた５３歳の元行員や金融ブローカーら４人で、警視庁の捜査員１０数人が、東京・新宿区の新銀行東京本店の家宅捜索に入りました。 調べによりますと、元行員らは４年前、偽造した決算書などを使い、東京都内の営業実態のない会社に、およそ５０００万円の融資を行い、だまし取った疑いが持たれています。 新銀行の融資をめぐっては、池袋出張所に勤務していた元行員の青木千代美被告（５７）ら９人が、詐欺の罪ですでに逮捕・起訴されています。（25日15:49）
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