秋田県と北海道で毒性の強い鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、環境省は専門家による緊急の会議を開き、養鶏場での流行が続く韓国のウイルスとの関連を調べることを決めました。
先月から今月にかけ、十和田湖の秋田県側や北海道のサロマ湖などでオオハクチョウの死骸から強毒性のH5N1型ウイルスが検出されました。
これを受け環境省は12日、緊急の専門家会議を開き、これまで滋賀県より西でしか行われていなかった野鳥の糞便の調査を、東日本にも広げることを決めました。
さらに現在、北海道内のサロマ湖など11地点で渡り鳥の糞を採取して感染の広がりを調査していることを明らかにするとともに、死んだハクチョウのウイルスの遺伝子解析を行うなどして、韓国で流行しているウイルスとの関連を調べ、感染ルートの分析を行うことを決めました。(13日01:22)
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