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27日から、事業仕分け第3弾が始りました。今回、対象になったのが省庁の財布ともいわれる18の「特別会計」です。今回、注目したのは備蓄米の管理です。米の不作など非常時に政府が保管している米のことなのですが、仕分けの議論でどんな無駄があぶり出されたのでしょうか。
会場は満席となりました。傍聴した人たちは、その議論の行方を見守りました。今回の仕分けの対象は、18ある「特別会計」です。所管の省庁が独自に歳入、歳出を管理するため、中身が見えにくいと批判されてきました。
午後4時すぎ。蓮舫大臣が出席の中、食料安定供給特会の備蓄米の管理についての議論が行われました。備蓄米は農林水産省の所管です。不作などの非常時に備えて100万トンの米を保管していますが、その管理のあり方が焦点となりました。
米の備蓄には温度や湿度の調節が必要で、1万トン当たり、およそ1億円の費用がかかります。このため、100万トンの保管に毎年およそ100億円がかかっています。
「10年前からコメの消費は7~8%落ちている。消費分、減った分だけ減らせば、大体7~8億円減るのでは」(仕分け人長島一由衆院議員)
「備蓄米は食料安全保障を目的に設置されている制度。財源の点からみれば、減らせば減らすほど財源は楽になる。だけどそんなことしていいのか」(筒井信隆農水副大臣)
その備蓄米の保管現場を取材しました。千葉県内にある民間の倉庫会社です。政府の備蓄米が保管されています。中に入りますと、米が高く積み上げられています。こちらの倉庫、5600トンの米が保管されています。平成18年から21年産のものです。
今の制度が始った1995年以降、備蓄米が必要となったのは2003年の不作のとき1度だけです。さらに、米の消費量そのものも落ち込んでいるため、仕分け人は備蓄量を見直すべきだと主張しています。
「針小棒大にことさら大きくするのは安保上リスク管理の観点からおかしい」(仕分け人慶應義塾大学土居丈朗教授)
議論の結果、行政刷新会議の作業グループは米、麦の管理について、全体として国庫負担を10~20%削減すべきだと判定しました。しかし、その結果を受けた農水省の担当者は・・・。
「議論を積み重ねて今の100万トンという形を要求している。今の段階で変えるというつもりはありません」(農水省高橋博総合食料局長)
一方、政府肝いりの雇用政策も仕分けられていました。職歴や企業名での職業訓練をカードに記入し、就職につなげる「ジョブカード制度普及促進事業」です。
今年度はおよそ26億円の予算が計上されています。雇用を最重要政策と位置づける菅政権は、カード取得者を2020年までに300万人に増やす目標を掲げています。しかし・・・。
「ジョブカード本体だが、普通の履歴書と変わらない」(仕分け人玉木雄一郎衆院議員)
「普及が遅れていますよね」(仕分け人枝野幸男衆院議員)
「8月末現在でジョブカード取得者が30万1000人であります」(事業担当者)
「就職に有利になるカードを作るのがジョブカードの目的なのでは?」(仕分け人枝野幸男衆院議員)
「はい、おっしゃるとおり」(事業担当者)
「カードを普及させるためには、カードを持っていったらどう(就職に)有利なのかって実証しないといけない。そういう仕組みの普及促進をどのくらいやっているのか?」(仕分け人枝野幸男衆院議員)
仕分け人からは、「ジョブカード取得者が就職に結びつかなければ目標達成とは言えない」などの意見が相次ぎました。そして結論は・・・。
「当ワーキング(グループ)の取りまとめとしては“事業廃止”とさせていただきたい」(仕分け人玉木雄一郎衆院議員)
政府肝いりだっただけに、厚労省幹部からはこんなボヤキも・・・。
「今回(厚労省関連で)やり玉にあがっているものは民主党の目玉政策。何でこれが仕分け対象になったのか、蓮舫大臣にこちらが聞きたい」(厚労省幹部)
今回から仕分け人に加わった長妻前厚生労働大臣。自身が予算をつけた事業が仕分けられたことについては・・・。
「当然、我々がやった予算についても厳しく見直しを多角的にしていただくのはありがたいことだと思います」(長妻昭前厚労相)
職業情報総合データベースの運営など5事業のほか、1つの特別会計が廃止と判定された事業仕分け初日。
「(Q.情報公開は十分?)まだまだ、特別会計が是だという前提でお話をいただいているのは残念」(蓮舫行政刷新相)
土曜日まで続く今回の仕分け。不透明さにどこまでメスを入れられるのか、その手腕が問われています。(27日23:08)
以上是日本留学网https://riben.liuxue86.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《『日语阅读』政治:事業仕分け「備蓄米」、予算圧縮と判定》文章,恭祝大家考试顺利通过!