東京の小学校の男性教諭が男子児童の全裸の写真を他人に提供したとして逮捕された事件で、東京地検はこの教諭を児童ポルノ禁止法違反の罪で起訴しました。
起訴されたのは、東京・羽村市の小学校に勤務する渡辺敏郎被告(33)です。
起訴状などによりますと、渡辺被告はおととし8月、自分のホームページを見た男性2人に男子児童の裸の写真を電子メールで提供したということです。
渡辺被告は起訴事実を認めていて、調べに対し「少年に性的興味があった。自分と同じ性的興味を持つ者を確認することで安心を得たかった」と供述しているということです。
また、渡辺容疑者はホームページに交通事故で死亡した子どもたちの生前の写真を無断で転載。亡くなった子どもらを揶揄するようなコメントを載せていて、警視庁は近く渡辺被告を著作権法違反の疑いでも再逮捕する方針です。(01日01:46)