去年8月、愛知県岡崎市の東名高速道路で玉突き事故を起こし、親子2人を死亡させた観光バスの運転手に、禁固3年6ヶ月の判決が言い渡されました。
この事故は去年8月、岡崎市の東名高速で、観光バスが渋滞の最後尾に追突。7台が絡む玉突きになり、豊橋市の中田真由美さん(31)と二女で生後6ヶ月の光香ちゃんが死亡したほか、バスの乗客ら25人がけがをしたものです。バスの運転手、望月孝男被告(59)が、自動車運転過失致死傷の罪に問われました。
15日の判決で名古屋地裁・岡崎支部の岩井隆義裁判官は、「前をよく見ていなかった初歩的な義務違反で、多数を死傷させた」と指摘する一方、「酒気帯びや居眠り運転など悪質なものではない」などと述べ、禁固3年6ヶ月の判決を言い渡しました。(15日14:52)
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