アメリカの消費者製品安全委員会は、大手家具店「イケア」が販売したロールカーテンのヒモが子供の首に巻きつく危険性があるとして、およそ67万個のリコールを発表しました。 アメリカのCPSC=消費者製品安全委員会が20日、リコールを発表したのは、スウェーデンの大手家具店イケアが販売した「イーリスローマンブラインド」と「アルヴィーネローマンブラインド」の2種類のロールカーテンです。 CPSCによりますと、今年4月、アメリカ東部のコネチカット州で、当時1歳の女の子がロールカーテンの裏側にある調整用のヒモに首をからませ、死亡したということです。 これを受けてCPSCは、消費者に対し、2005年7月から今年6月までの間に全米で販売されたおよそ67万個のロールカーテンについて、使用をやめ、店側に返品するよう呼びかけています。(21日04:04)