北海道土産で知られる「白い恋人」などの賞味期限を改ざんしていた「石屋製菓」は23日、臨時の取締役会で経営陣を一新。メインバンクの主導のもと、信頼回復を目指すことになりました。
石屋製菓に対しては23日、北海道が賞味期限の改ざんはJAS法違反にあたるとして、改善策などを求める行政処分をしました。
「改めて反省させられた」(石屋製菓石水勲社長)
石水勲社長は、その後に開かれた臨時の株主総会と取締役会で正式に退任し、取引先の北洋銀行から新社長の就任が決まりました。
また、取締役には創業家からは長男だけを残し、新たに北洋銀行出身者や公認会計士などが選任されました。
石屋製菓に対しては、アイスクリームから大腸菌群が検出された問題などで24日、札幌市からの処分が予定されています。(24日00:19)