北朝鮮が「人工衛星」として弾道ミサイル発射の準備を進めていることをめぐり、政府筋が「見えればおもしろい」と発言したことが明らかになり、浜田防衛大臣は「もう少し緊張感をもって対処してほしい」と批判しました。 政府筋は30日、記者団に対し、北朝鮮がミサイル発射準備を進めていることをめぐり、「ミサイルが上空を飛んでいくのが見えればおもしろいけどなあ。ゴルフみたいに」と発言していました。 これについて、浜田防衛大臣は、閣議後の記者会見で次のように批判しました。 「たとえ話がちょっと多すぎるのかなという気がしますし、もう少し緊張感を持って対処してもらいたいというのが率直な感想であります」(浜田靖一防衛相) この政府筋は今月23日にも、日本のミサイル防衛システムでは「撃ち落せない」などと発言し、政府・与党から批判を受けていました。(31日12:44)