麻生総理は、政府・与党の追加の経済対策に盛り込まれた定額給付金について、「豊かなところに出す必要はない」と述べて、所得制限を設けることを検討する考えを示しました。
麻生総理は、給付金について「私のところに来るはずはないと思っている」と述べた上で、「豊かなところに出す必要はない」として、所得制限に前向きな考えを示しました。
ただ、同時に「所得の捕そくは難しい」という認識も示していて、政府で今後、検討する考えを明らかにしました。
この他、麻生総理は、空幕長を更迭された田母神氏が論文の中で、集団的自衛権を行使出来るようにすべきだという趣旨の主張をしていることに関して、この論文を検討する考えは「全くありません」と述べて、集団的自衛権の行使を禁止した政府解釈の変更はしないという考えを示しました。(04日14:39)