洞爺湖サミットが終わり、与党内から福田総理が内閣改造に踏み切るのではという見方が広がる中、自民党の古賀派が派閥の合流後、初めてとなる研修会を開き、福田政権を結束して支える姿勢を確認しました。
「臨時国会もいつ開かれるのか、政界もそろそろ慌ただしくなっている。また緊張感ある毎日が選挙まで続くので、コンディションをしっかり整えながら頑張っていただく夏にしていただきたい」（自民党・古賀派古賀誠会長）
古賀派が地方で研修会を開くのは６年ぶり、古賀派と谷垣派が合流して以降では初めてとなります。
冒頭、あいさつに立った古賀選挙対策委員長が「次の総選挙では政権担当能力が高い政党がどの政党かしっかりと問う選挙にしなければならない」と述べた上で、今後の予算編成に向けた議論の重要性を強調すると、谷垣政調会長も「責任政党として政策をまとめ、一緒に福田政権を支えていきたい」と応じました。
与党内ではサミット後の今月下旬から来月上旬にかけて、福田総理が内閣改造に踏み切るのではないかという見方が広まっていますが、いち早く派閥としての連携と福田政権を支える姿勢を確認した格好です。（10日20:27）
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