15年前、埼玉県で愛犬家ら4人が連続して殺害された事件で、殺人などの罪に問われ一審と二審で死刑判決を受け、最高裁に上告中のペット業者の男と元妻の裁判で、最高裁は来年3月27日に弁論期日を指定しました。 ペット業者の関根元被告(66)は、15年前、犬の代金をめぐってトラブルとなった会社役員の男性や愛犬家の主婦らあわせて4人に猛毒のカプセルを飲ませて殺害し、遺体を切断して焼却したとされています。 また、元妻の風間博子被告(51)も、このうちの3人の殺害などに関わったとされ、2人は殺人や死体損壊などの罪に問われています。 一審と二審は死刑を言い渡し、2人は最高裁に上告していましたが、最高裁は12日までに、弁論期日を来年3月27日午後1時半に指定しました。 下級審で死刑判決を受けた上告審では弁論が開かれることになっていて、判決日は弁論が終わった後に指定される予定です。(12日10:37)