政府与党は、今月いっぱいで会期が切れる今の臨時国会を、来月25日まで延長する方向となりました。 給油継続法改正案と金融機能強化法改正案の成立をめざす政府与党は、当初、参議院で金融機能強化法の採決が行われなくても衆議院での再可決が可能となる来年1月5日まで会期を延長することを想定していました。 しかし、民主党が、金融機能強化法については年内の採決に応じるのではないかとの見方が与党内に広がり、給油継続法改正案の衆議院での再可決が可能となる12月20日を越える程度まで延長する方向となったものです。 27日、麻生総理と公明党の太田代表らが会談して会期の延長を決めますが、民主党の出方によっては、さらに会期を延長して当初の想定どおりの通年国会とする可能性も残っています。(27日00:06)