アメリカのＦＲＢ＝連邦準備制度理事会は、今年のアメリカのＧＤＰ成長率の見通しを上方修正しました。
アメリカの中央銀行であるＦＲＢは１６日、１月時点の経済見通しを発表、今年のアメリカの実質ＧＤＰ成長率を３．４％から３．９％とし、３．０から３．６％とした去年１１月時点の見通しを上方修正しました。
これは前回の見通し以降、個人消費をはじめ、企業支出や輸出が好調に推移しているためで、さらに去年暮れに成立した減税延長措置も効果を挙げるとしており、一時心配された二番底の懸念は払拭された形です。
ただ、焦点の失業率については今年も９％前後と見通しをほとんど変えておらず、２０１３年末まで長期にわたって高い失業率が続くと依然、厳しい見方をしています。（17日09:22）
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