不況の波は企業スポーツにも押し寄せています。アイスホッケーの名門、西武が今シーズンで撤退することになり、その波紋が広がっています。 西武は、1966年の日本リーグ第1回大会から参加してきた西武鉄道とコクドが、おととし統合してできたチームで、今シーズンは「西武プリンスラビッツ」という名前でアジア・リーグに出場し、現在、2位につけています。 しかし、世界的な金融危機の影響もあって、今シーズン限りで撤退することになりました。撤退は17日、選手たちにも伝えられ、近く正式に発表される見通しです。 西武の撤退で、国内のトップチームは3チームだけになる見通しで、日本のアイスホッケー界に波紋が広がっています。(19日11:38)