パキスタンの北西部で28日、パキスタン政府の内務大臣が演説を終えた直後に自爆テロがあり、22人が死亡しました。内務大臣は無事でした。
自爆テロは、パキスタン北西部のチャルサッダで行われていた政治集会で起きました。
この政治集会にはパキスタンのシェルパオ内務大臣が出席していましたが、大臣が演説を終えた直後に、爆発物を体に巻き付けた男が大臣に近づこうとしたため、警備員が取り押さえました。男は、この直後に自爆し、この爆発で22人が死亡、35人が負傷しました。大臣は無事でした。
犯行声明は今のところ出されていませんが、対テロ戦争でアメリカに協力的なムシャラフ政権に批判的なイスラム教武装勢力による犯行と見られています。(29日04:42)