茨城県で切断された男性の下半身の遺体が見つかった事件で、警察はDNA鑑定などの結果、2週間前に県内で発見された上半身の部分と同一人物であると断定しました。
この事件は24日朝、茨城県石岡市にあるつくば山の山林で、切断された男性の下半身の遺体が見つかったもので、およそ2週間前には30キロほど離れた坂東市の矢作川の土手で、男性の上半身が発見されています。
司法解剖の結果、血液型や背骨などの切り口が一致し、また、DNAも一致したということで、警察は上半身と下半身が同一人物であると断定しました。
男性は年齢が40歳から60歳で、身長は175センチくらい。中肉の白髪まじりの短髪で、いずれの現場からも同じ材質の黒いビニール袋が発見されたということです。
警察は身元の確認を急ぐとともに、死体遺棄事件として100人態勢で捜査を進めることにしています。(26日00:22)