アメリカの7月の卸売物価が、1年前に比べて9.8%も上昇し、27年ぶりの高い上昇率になりました。
アメリカ労働省の発表によりますと、7月のアメリカの卸売物価は6月に比べて1.2%上昇、1年前の同じ月と比べると9.8%もの大幅な上昇となり、1981年6月以来27年ぶりの高い上昇率を記録しました。
これは、エネルギー価格高騰の影響が他の分野にも広がり、食料とエネルギーを除く「コア物価」が大きく上昇したためで、アメリカで、インフレがさらに進んでいることがうかがえます。
一方、アメリカ商務省が発表した月の住宅着工件数は、年率換算で前の月より11%減の96万50000件と17年ぶりの低い水準となり、アメリカの住宅市場には依然、改善の兆しが見えていません。(20日01:14)
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