元厚生事務次官宅を狙った連続殺傷事件で、逮捕された小泉毅容疑者が、犯行に使ったナイフを事件の1か月以上前に、自宅近くの大型量販店で購入していたことがわかりました。 今月22日、銃刀法違反の疑いで逮捕された小泉毅容疑者が乗っていた車には、10本のナイフがあったことがわかっていますが、警視庁のその後の調べで、犯行に使ったナイフは、1か月以上前にさいたま市の自宅近くの大型量販店で購入していたことが新たにわかりました。 また、警視庁の鑑定の結果、このナイフに付着した血液が元次官・山口剛彦さんと、元次官・吉原健二さんの妻、靖子さんの2人のDNAの型と一致することがわかりました。 一方、他の9本のナイフにも使用した形跡があり、警視庁は、小泉容疑者が事前に、10本のナイフを試し切りするなどしていた可能性もあるとみて調べています。(26日08:48)