アフリカ東部のソマリアでは、イスラム原理主義勢力と、ソマリア暫定政府を支援する隣国エチオピアの軍が激しい戦闘を続けていて、これまでに市民150人以上が巻き添えとなり死亡したとみられています。
ソマリアでは、先週からエチオピア軍が、イスラム原理主義勢力「イスラム法廷会議」のメンバーらを戦車やヘリコプターなどを使って攻撃していて、これに対し「イスラム法廷会議」側もマシンガンやミサイルで応戦。
戦闘はソマリアの首都モガディシオに集中していて、地元記者によりますと、これまでに市民少なくとも150人が死亡、300人以上が負傷しているということです。
また、1日にはアフリカ連合の平和維持部隊も攻撃を受け、派遣された3月上旬以降、初めての死者が出ています。(02日05:24)