先月、大阪・梅田で、男性が車にはねられ、3キロ引きずられて死亡した事件で、警察は犯行車両とみられる車を発見し、押収しました。車を運転していたとみられる20代の男性は行方が分からなくなっています。
先月、大阪市北区の交差点で、会社員の鈴木源太郎さん(30)が車にはねられ、隣の福島区まで3キロ引きずられて死亡しました。
警察は、逃走車両を「黒っぽいワゴンタイプ」とみて重点的に捜査した結果、今月1日、此花区内の駐車場で、車体の底にすった跡などがある黒いステーションワゴンを発見したということです。
車は「トヨタのイプサム」で、近くの建設会社社長が所有していましたが、普段は社員が交代で使っていたということです。
事件後、当日、車を運転していたとみられる20歳代の社員が、会社のポストに「辞めます」と書いた手紙を投函して行方が分からなくなっていて、警察が行方を追っています。(05日03:12)