広島県のマンションの部屋で先月、硫化水素が発生する事件があり、警察は金銭トラブルから住人の殺害を狙った知人の男の犯行とみて、強盗殺人未遂の疑いで4日にも逮捕する方針です。
先月14日の早朝、広島県の宮島の対岸にあるマンションの寝室で硫化水素が発生。住人の男性(64)ら2人が病院に運ばれました。
このマンションでは前日の夜、広島市の会社社長の男(50)が男性らと食事をしていました。
警察は男が男性から借りていたおよそ3000万円の返済を免れるために男性らを殺害しようと、ペットボトルで硫化水素を発生させたとみて、強盗殺人未遂の疑いで4日にも男を逮捕する方針です。
男は、男性が所有する別のマンションの部屋から貴金属品などを盗んだ疑いで、先月逮捕されています。(03日18:14)