国連の安全保障理事会は3日、ウラン濃縮を続けるイランに対し、3回目となる制裁決議を採択しました。しかし、これまでのような全会一致の採択は実現しませんでした。
3回目となる今回の決議案では、核開発に関わるイラン当局者らに対するこれまでの渡航「制限」を渡航「禁止」にするなど、制裁を強化。
核関連物資を移送していると見られる特定の船舶や航空機への貨物検査も新たに盛り込み、再度、イランに対しウラン濃縮の停止などを求めています。
採決では、14ヶ国が賛成し決議は採択されましたが、制裁強化に慎重なインドネシアが棄権に回り、過去の決議と異なり全会一致は実現しませんでした。
「イランはIAEAと協力している。更なる制裁は最善の道ではない」(インドネシア・ナタレガワ国連大使)
一方、イランは、IAEAの報告書で問題点は解決済みとの立場を強調、平和的な核開発の権利を改めて主張し、再度、決議を拒否しました。
「イランは、合法性を欠き政治的圧力による要求は受け入れられないし、今後も受け入れない」(イラン・ハザイー国連大使)
全会一致が崩れたことに加え、核開発の正当性を主張するイランの態度はこれまでより強くなってきており、今回、3度目となる決議が局面の打開を生む可能性は低いと言えそうです。(04日09:44)
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