民主党の小沢代表は、、次の衆院選への影響を進退の判断基準にする考えを示しましたが、党内では、逮捕された秘書が起訴されるかどうか判明した段階で、進退を明らかにするのではとの見方が強まっています。 小沢代表は10日の記者会見で、「政権交代の実現が生涯の大目標」と述べたうえで、次の衆院選への影響を基準に進退を判断する考えを示しました。 民主党幹部の1人は、「検察による情報リークで、逮捕容疑とは関係ない話までが連日報道されている」として、「今、辞任したら、こうした検察側による圧力に負けることになる」と指摘しました。 逮捕された秘書が起訴される場合には、あと10日以上あるとみられ、こうした理由で党内では、「起訴された場合は、その段階で進退を明らかにするだろう」との見方が強まっています。 また、民主党からは露骨な検察批判は影を潜めたものの、その捜査手法への不満は依然くすぶっていて、別の党幹部は「検察はメディアを使って匿名で攻撃してくるから反撃のしようがない」と述べています。(11日11:26)