アメリカの首都ワシントンと近郊を結ぶ地下鉄で今週初めにボヤが相次いで発生し、一時、駅が閉鎖されるなど混乱が起きました。地下鉄当局はテロではないとしていますが、今のところ原因は特定されていません。
ボヤ騒ぎは、26日夜から27日にかけてワシントン市内や近郊のペンタゴンシティなどの地下鉄の駅で相次いで発生しました。
特に、27日夜はペンタゴンシティ駅に煙が立ちこめたため、周辺の駅も終電まで閉鎖されるなど、帰宅する利用客に大きな影響が出ました。地下鉄の当局者は「テロではない」としていますが、原因は分かっていません。
一時的に高い電圧がかかったためとの見方も出ていますが、電力会社側は「システムに異常はなかった」としています。(29日04:15)