人材サービス大手のリクルートは、人材派遣最大手のスタッフサービスを買収する方向で最終調整に入りました。実現すれば、人材派遣の分野で突出した規模を持つ企業グループが誕生します。
関係者によりますと、リクルートは、スタッフサービス・ホールディングスの創業者が持っている株式を買い取る方法で、買収する方向で最終調整しています。
買収が実現すれば、売上高は合わせて5000億円を超え、人材派遣業界2位のパソナの2倍以上の規模を持つ、突出して大きな企業グループが誕生することになります。
派遣労働者の需要が高まり、市場が急成長する中で、派遣業界では人材の確保が大きな課題になっていて、今回の買収をきっかけに業界再編の動きが活発化しそうです。(20日09:46)