台風9号は、勢力を維持したままあすの夜からあさってにかけて関東から東海地方、東日本に接近、もしくは上陸する可能性がでてきています。暴風域を伴ったまま近づく恐れがあるので、雨風共に強まる恐れがあります。
勢力を維持したまま北上中の台風9号は、きのう小笠原諸島を直撃し、父島では最大瞬間風速40.3メートルを記録、48人が避難しました。今後さらに発達しながら北上し、あすの夜にも関東を直撃する恐れがあります。
今回の台風9号は速度が遅いため、長時間にわたり激しい風雨が続くと予想されています。気象庁では注意を呼びかけています。
八丈島ではすでに波浪警報が出されていますが、台風の中心からは500キロぐらい離れています。離れているのにこれだけもう影響が出ている、さらに動きが遅いというのが特徴です。今回の台風9号はゆっくりとした速度、つまり長時間の強風・大雨が続く恐れがあるのが特徴です。
そして、すでに台風の周りの雲が入ってきて、あすの朝までに予想される雨量は関東地方で150ミリ、そのほか太平洋側でも100ミリなどの大雨が予想されています。この後、気象情報などにご注意ください。(05日07:48)