「次官経験者の次は元社保庁長官を狙っていた」。元厚生事務次官を狙った連続殺傷事件で、小泉毅容疑者の犯行計画が明らかになりました。また、押収されたナイフに付いた血液のDNAが被害者のものと一致しました。 25日、小泉容疑者の乗っていた車から押収されたナイフについていた血液のDNAが被害者の1人、吉原健二さんの妻・靖子さんと、山口剛彦さんのDNAと一致しました。 出頭した時、およそ8万8000円の金を所持していたという小泉容疑者。一方で、口座には数千円しかなかったといいます。 「『今、無職なんだけどいいですか』って。『蓄えがあって家賃滞納の迷惑はかけない』と」(埼玉の大家) 生活の様子や動機などまだ不可解な点が残る小泉容疑者。捜査本部では、事件の全容解明に向け、近く、小泉容疑者を殺人容疑で立件する方針です。(25日23:04)