20日、札幌のスーパーの駐車場でひき逃げされ死亡した男性が、先月、札幌で起きた強盗殺人事件に関係していた可能性が強まり、警察が調べています。
20日夕方、札幌市豊平区のスーパーの駐車場で、近くに住む60歳の飲食店経営者がひき逃げされ、死亡しました。
この経営者については、先月、札幌・南区でコンビニ経営者の柴原信幸さんが殺害され、現金が奪われた事件で、現場に落ちていたたばこの吸殻などから検出されたDNAが一致し、警察が事情を聴いていました。
「きのう(20日)の午後2時過ぎに店に行ったが、いなかった。だから、変だね、と言ってたんだけど・・・」
「ちょっと具合が悪そうだから、病院に行ったらと言っていた」(店の常連客)
この経営者は、柴原さんのコンビニをたびたび利用していて、警察は、強盗殺人事件について事情を知っていたとみて、経営していた店や自宅を家宅捜索し、調べを進めています。(21日23:55)