統一地方選挙のトップをきって、22日、13都道県の知事選挙などが告示されました。注目の東京都知事選の候補者もそれぞれ街頭に繰り出し、17日間の熱い戦いの火蓋が切って落とされました。
「都民の暮らしをしっかりと守る、そういう都政を作りたい。おかしな贅沢三昧のこのお金の使い方、きっぱりとやめること。そして都民の声がしっかりと届く、そういう都政にきりかえることであります」(吉田万三氏)
「ちょっと私、説明不足で反省していますが、そういうことで今度思わぬ苦戦を強いられていますが、皆さん、ひとつ結果を見ていただきたい。この4年間に地盤というものをきちっと作ったと思っています」(石原慎太郎氏)
「福祉はお任せください。私の本籍地は福祉です。言動も政治姿勢も傲慢そのものの石原知事に率いられた都政、その中で8年間失われたものはあまりにも大きい」(浅野史郎氏)
「第二庁舎の方を民間に企業の本社として売却するというのを公約しております。第三セクターや銀行や外郭団体の内容についても、積極的に石原知事は情報公開してこなかった。そういう態度を改めたい」(黒川紀章氏)
「見えない発明というのが重要で、この見えない発明が政治なんです。この政治を発明できなければいけない。北朝鮮のミサイル、Uターンさせて北朝鮮の基地に戻すという発明」(ドクター・中松氏)
東京都知事選には、午前11時現在、11人が立候補の届け出を行なっています。
今回の都知事選は、オリンピック招致の是非や少子高齢化・社会福祉対策など、2期8年の石原都政に対する審判が下される選挙になりますが、憲法改正や日の丸・君が代など石原都知事の歴史観も争点の一つになるとみられています。投票は来月8日に行なわれ、即日、開票されます。(22日11:16)