栃木県宇都宮市で今月6日、同居しているフィリピン人の妻の子供に殴る蹴るの虐待を加え、重傷を負わせたとして、会社役員の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、会社役員の田中俊一容疑者(44)です。
調べによりますと、田中容疑者は今月6日午前1時ごろ、宇都宮市中今泉の自宅マンションで、同居している28歳のフィリピン人妻の4歳になる男の子に対し、顔や頭を殴ったり足で蹴ったりする虐待を加え、1か月を超す重傷を負わせた疑いが持たれています。
男の子は8日になって病院に運ばれましたが、頭全体に内出血が広がっていたり顔にアザができたりしていたため、不審に思った病院が警察に通報し、虐待が発覚しました。
調べに対し、田中容疑者は「うっぷんが溜まっていた」と、容疑を認めているということです。(09日02:42)