おととし、静岡県焼津市でブラジル人の母子３人が殺害された事件で、ブラジル検察当局が代理処罰制度を適用し、ブラジル人の容疑者を起訴していたことがわかりました。
２００６年１２月、焼津市のブラジル人、ミサキ・ソニア・アパレシダ・フェレーラ・サンパイオさんの自宅などで、ミサキさんと２人の息子が殺害されているのが見つかりました。
この事件で日本政府は、３人を殺害したあとブラジルに帰国したとして、ブラジル人、ネベス・エジルソン・ドニゼッチ容疑者をブラジルの刑事裁判で裁く代理処罰をブラジルに要請しました。
これを受けて、ブラジル検察当局は先月、逃亡中のドニゼッチ容疑者を殺人罪で起訴しました。日本との犯罪人引き渡し条約が締結されていないブラジルに対して、日本が代理処罰を求め起訴されたのはこれが３件目です。（14日01:02）
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