キヤノンの関連工場建設を舞台にした、大分県のコンサルタント会社の巨額脱税事件で、東京地検特捜部が、関係先の一斉捜索に乗り出しました。 法人税法違反の疑いで捜索を受けているのは、逮捕された大賀規久容疑者(65)が代表を務める大分市の「大光」の事業所や、東京の内装工事会社「ライトブラック」など数か所です。 大賀容疑者(65)らは、キヤノン関連工場を受注した口利きの見返りに、大手ゼネコンの鹿島から受け取った裏金など10億円近くを隠し、法人税およそ3億円を脱税した疑いで逮捕されました。 さらに、その後の調べで、隠した所得の総額は34億円で、脱税額は10億円近くにのぼることが分かりました。 隠した所得は、鹿島やその下請けに入った福岡市の九電工からの口利き料などで、大賀容疑者は、隠した金でキヤノン株を購入していたということです。特捜部はさらに裏付け捜査を進め、逮捕容疑以外の部分についても立件する方針です。(17日11:08)
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